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一人で空撮はできるはずがない?ドローンの目視内飛行について

コージ

空撮なのに一人で現場入り?これは危険!航空法違法かも!

ドローン普及により空撮業者も増えていますが、さて、あなたが頼んだ業者さん、何人で現場入りしましたか?

今回はドローンを使用して空撮をする場合の「目視内飛行」を行うために必要な人数について考えていきたいと思います。

今回も担当はディレクターのコージです。
さて、なぜディレクターの私がドローンの記事を書いているかと言うと、実は空撮オペレータもやっているんです。なぜかそうなんです。
ちなみに猛禽類が好きです。

目視外飛行をする場合には申請が必要

航空法の改正により、一定の条件下で無人航空機(ドローン・ラジコン機等)を飛行させる場合は、国土交通省への許可申請が必要になっていると言う話は、前回の記事でもご紹介しました。

秋田市内でドローンを飛行させる場所について | トラボ

申請が必要になる飛行条件

  • 夜間飛行(日没から日出までの飛行)
  • 目視外飛行
  • 人や建物、自動車との距離を30メートル以上確保できない飛行
  • イベント上空の飛行
  • 危険物を輸送させる飛行
  • 物体を落下・投下させる飛行

そうです。この条件の2番目「目視外飛行」というのが今回のミソなのですが、

 

疑問そうなヤツ

では、一体どこまでが「目視内飛行」でどこからが「目視外飛行」なのでしょうか。

次の章でお話します。

目視内飛行と目視外飛行の解釈

何を隠そう、国土交通省から、「無人航空機に係る規制の運用における解釈について」という文章がでていますので、そちらを参照してみましょう。

3.(2)目視の範囲内での飛行

飛行させる無人航空機の位置や姿勢を把握するとともに、その周辺に人や障害物等がないかどうか等の確認が確実に行えることを確保するため、航空法第 132 条の2第2号により、
目視により常時監視を行いながらの飛行に限定することとしている。
ここで、
「目視」とは、無人航空機を飛行させる者本人が自分の目で見ることをいうものとする。
このため、
補助者による目視は該当せず、
また、モニターを活用して見ること、双眼鏡やカメラ等を用いて見ることは、視野が限定されるため「目視」にはあたらない。

つまり・・・

  • 目視での常時監視が大前提!!!
  • FPV(ドローン視点モニタ)では目視していることにはならない
  • プロポ(コントローラー)や送信機に接続したモニタでもダメ
  • たとえ三脚にモニタを固定してようがダメなものはダメ
  • 他の人に目視で見張っててもらうのもダメ
  • 視野が狭くなる双眼鏡などの使用はダメ=コンタクトはOK

言い換えると



睨みを利かせるヤツ

操縦者は、常に肉眼でドローン本体を見ながら操縦すること!

ということなんです!!

 

夜間飛行

言わずもがなですが、肉眼で見ている状態から飛行を開始しても、
ドローンが見えなくなる高度や物陰に飛ばしたり、日没などで機体が見えなくなったらアウトということなので、物陰に飛ばす場合は操縦者自体が移動してドローンを目視する必要があります。

では映像の確認は・・・?

さて、どろーんを飛ばすだけでなく、
“空撮”をする場合には、映像をモニタで確認するのは必須かと思われます。
そうしないと、このご時世にインスタントカメラを使用しているようなもの。
ドローンのバッテリーの持ちというのは案外短く、DJI Phantom系では15~20分ほどしか飛行できないですからね。

 

ただ、先に記載の通り


 

睨みを利かせるヤツ

操縦者はドローンから目を離すことはできません!

 

では誰が映像を確認するのか!?



そうです!

操縦者とは別に補助者を用意して映像を確認してもらう必要がある!

ということなんです!!

 

これで、
一人では空撮ができない!!ということがお分かりいただけたかと思います!!

気付いたか!!

※前述の通り、目視外飛行の申請を行えば目視外での飛行、一人でモニタを確認しながらの飛行が可能です。

結論:じゃあ何人必要なの?

鳥の大群

では、実際に何人いれば安全に空撮ができるのでしょうか。

 

前述の通り、

  • 操縦者(ドローンを目視している)
  • 補助する人(モニタを見ながら撮影カットの指示を出している)

ということで最低は二人は必要なのですが、
周りの安全確保や緊急対応のためにもう一人配置して、
「三人体制」でドローン飛行を行うことが推奨されると思います!

ということで、
スリーマンセル

空撮ではスリーマンセル(三人体制)が基本!

  • オペレーター(ドローンを目視して操縦する人)
  • プロデューサー(モニタを見て撮影カットの指示を出す偉い人)
  • カメアシ(安全確保や緊急対応を行って、主に重い機材を運ぶ下っ端)

もちろん弊社は基本的には三人体制で運用する飛行ルールを定めていますよ!

 

Seeyou
それでは次回もお楽しみに!
みなさん良い空撮ライフを!!

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ウェブディレクター株式会社トラパンツ
ディレクターのコージです。 普段は営業と、Webディレクションをメイン業務にしていますが、空撮オペレータや記者、カメラマンとしても日々奮闘しています。 トラパンツでは珍しく子持ちの20代です。娘(0歳)マジ可愛い。